V280 Valo
UH-60 BlackHawkの後継機となるFLRAA(Future Long Range Assault Aircraft)計画としてBellとSikorsky-Boeingの2社が選ばれた。
最終的にBell社のV-280が選定された。これからUH-60の後継機として量産される。
最大の特徴はV-22では一体だったエンジン部とローター部がチルトする。V-22ではこの機構が複雑で故障が起きやすかった。
翼もV-22では前進翼だったが左右直線になり機構が簡単になった。 尾翼もV-22め双尾翼からV尾翼になった。
装備での特徴はF-35と同じPDAS(Pilotage Distributed Aperture System)を搭載しパイロットは全周を確認できる。
Siorsky-Boeing の SB-1 Defiant 二重反転ローターでベル社提案とは全く異なる。二重反転ローターで背が高くなっており
揚陸強襲艦搭載には不向きだと思うが。 やはり不採用だった、もとより2重反転ローターは背が高く格納や整備がしずらい。
何故名門のシコルスキーがこういう形を提案するのか理解できない。
今回の決定に対しV-280と最後まで争った「Defiant-X」を開発するシコルスキー社は異議を申し立て米国政府に以下の要旨で抗議を提出した。
決定に至るデータ、議論、提案が陸軍、兵士、そしてアメリカの納税者の利益のために最善の価値を提供するように一貫した評価がされていな
かったと確信している。
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