FM-1(B.5)Airacuda
ベル社初の作品でB−17爆撃機護衛用として試作された。米空軍(当時は陸軍航空隊)の制式分類でFM(Fighter Multiplace:多座戦闘機)はこの1機種のみ。 爆撃機と一緒に長距離を飛行するため大きな燃料タンクが必要となり大型になってしまった。 また双発エンジンを推進式に装備した前方には銃座があり銃手が乗り組むので重くて運動性が悪い機体 になってしまい護衛するべき爆撃機よりも速度が出ないありさまだった。 推進式に取り付けたエンジンの冷却も悪く地上滑走でオーバーヒートになる始末で完全な失敗作だった。 | |
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